週なかのトレーニングが終わった車の中から。
昨日も今日も夜トレはスノーモービルにラインをつけて時速20キロで距離4キロ。 子犬たちも入れて8頭で時速20キロは迫力がある。 8頭全員が、前へ前へ、もっともっと、と行きたがり鼻先を地面すれすれにして雪を蹴る力は物凄い。 犬ぞりのトレーニングの基本は常に余力を残して終わること。 タグラインがたるんだままのトレーニングや トロットになるトレーニングは、犬たちが楽しんでいない証拠。 イコール、走る気を失っているってこと。 イコール、辛い思いをしているので犬たちが可哀想なだけ。 もちろん、走るのを好きだとは思ってはいない。 そう言う辛い思いをすると犬たちは次は遅く走るようになる。 逆に余力を残してトレーニングを終わった犬たちは、 次も生き生きと、もっともっと、早く走ろうとする。 それが、私がスピードを追求する理由。 犬の気持ち以上の距離を求めてもいけないし、スピードも求めてはいけない。 一番大事なのは犬たちに早く走る、楽しく走ると言う気持ちを常に持たせること。 走りたい、もっと速く走りたい、もっと距離を走りたい、 と思うようになった犬にトレーニングを入れてあげると自然と筋肉をつけていく。 トレイル状況にもよるけど、レース二日目にタイムを落とすチームは何かを間違えていると思ってよいのかも。 二日目も生き生きのびのびとゴールして、 更に三日目も走られる余力があるチーム作りが目標。 スピードが面白いからスピードを追求している訳ではなく、 スピードは犬たちが楽しく走っているというバロメーターだから。
by musher-k
| 2012-02-09 19:30
|
連絡先
musher-k@hyper.ocn.ne.jp
お気軽にご連絡ください。 以前の記事
カテゴリ
お気に入りブログ
最新のトラックバック
タグ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||